ringo.

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君思う末、己果てたりとも これ本望。
 吐き出したくて
逃げ出したくて
たまらなくなって
ただ 泣いた

つまり、本件要約すれば
怠惰・甘え・逃避 云々
己の未熟さを
うたうものに他ならぬ


何かをやり遂げる力など
もとよりもたぬ
君がくれた 勇気が今も
己裏切るよう 酷に輝く
ただそれだけ






切なくなって
悲しくなって
もどかしいまま
なお 足掻く


以下は、告辞しても消えはてる
恋愛・愛情・希望 混沌
己の幸せのみ
願った末に失う定か


誰かを想う強さなど
もとより知らぬ
君へ贈った 心がなおも
己捨て置き 唄に変わる
だから愛でる




想う先へ 不幸があれど
願う未来が 別離にあれど
君が笑う世界が あるなら
これ以上に何を望もう





何かをやり遂げる力など
もとよりもたぬ
君がくれた 勇気が今も
己裏切るよう 酷に輝く
ただそれだけ


君を愛する 
ただ それだけ



15:46 | - | comments(1) | -
箱の世界
 
遠い国のお話みたい
あたしの世界は微動だにしない
毎日は変わらず進んで
箱の世界が沈みかけ

目をそらす
信じたくないから
歌を歌う
それでも心痛むから

一番早く 箱の世界へ
届くあたしの出来ることなら
祈りをやめずに歌うこと
できることなら全ての生へ
最低限でも最高の死へ





違う国のお話みたい
あたしの海は大人しいまま
毎日が平穏すぎて
箱の世界に距離を知る

手を伸ばす
届きそうな錯覚で
歌を歌う
見えないものこそ届くかも


一番早く 箱の世界へ
届くあたしの出来ることなら
祈りをやめずに歌うこと
できることなら全ての生へ
最低限でも最高の死へ





あわよくば生きる勇気となるように
願わくば安らかな心へ届くよう




歌う うたう うたう
悲しみよ 去れ
今こそ集え 心よ 世界へ
15:45 | - | comments(0) | -
失恋ガール −洗濯日和−
洗濯仕立ての想い では
なかなかしわも 伸び悩み
あたしの心に 色移り
分けて洗濯しないせい

洗濯ばさみで 繋いだ恋は
強い風に揺らされて
いつしか 居場所を変えてしまって

気まぐれボーイ 君にだけ
愛してるって いえたのに
失恋ガール 今度はもう
色の落ちない漂白剤



泣いてみたって 水は増えずに
洗剤無理やり擦り付け
立たないあぶくのせいにして
あたしの服はもうぼろぼろ

物干し竿で並べた肩は
どこか一緒で 何か違って
喧嘩のたびに、他人と気づいて

気まぐれボーイ 君だから
側にいてっていえたのに
失恋ガール 既にもう
恋から醒めない 君色心



君にだけ、
愛してるって いえたのに。

17:41 | 詞。 | comments(1) | -
童話レシピ
 [サビ]
おとぎ話をめちゃくちゃに
変えては 夢をふくらまそう



[Aメロ]
赤ずきんが狼と駆け落ち
白雪姫が林檎嫌いで
灰かぶりがガラスの靴を割ってしまえば
茨の城の眠り姫が不眠症

[Bメロ]
皮肉ばかりのあたしの唄は
いつも妄想に夢オチだけど
童話に彩る世界は素敵さ
夢がまだ子供のままで

[サビ]
おとぎ話をめちゃくちゃに
変えては 夢をふくらまそう



[Aメロ]
恩を仇で返す鶴とか
レズビアンなラプンツェル
日焼けが嫌で陸を拒んだ人魚姫に
鬼と意気投合した桃太郎

[Bメロ]
逆説たよりのあたしの唄は
いつも創造の端くれだけど
童話に感じる世界の続きさ
夢はまだ大人でも魅る

[サビ]
おとぎ話をめちゃくちゃに
変えては 夢をふくらまそう


[サビ]
おとぎ話をはちゃめちゃに
紡いで 夢を見続けよう
17:38 | 詞。 | comments(0) | -
こころ風船
 [Aメロ]
もどかしいなあ
愛しい気持ち
君に全部ぶつけちゃいたい

[Bメロ]
会いたい気持ちも
触れたい気持ちも
会えない時間が脹らますから
もっともっと好きになる

[サビ]
風船みたい
ぷくぷくっーって
あたしの気持ち 大きくなるよ
ふわふわ浮いた気持ち、幸せ
だけど ほったらかしたらヤだよ
手を放したら飛んでっちゃうから




[Aメロ]
大好きなんだ
君のすべてが
愛情 全部伝え切りたい

[Bメロ]
さびしいココロも
切ないココロも
会えない時間に募り積むから
きっともっと恋しちゃう

[サビ]
もうダメみたい
チクチクって
あたしのココロ揺らいでいくよ
沢山膨らむ愛情 大切
だけど ほったらかしたら大変
いつかあふれて爆発しちゃうよ



[Cメロ]
あいしてる
の、伝えすぎ
たまに叱られちゃうかもしれない
だけど
こころ風船 手放さないで

君の傍に、ずっといたいよ



[サビ]
風船みたい
ぷくぷくっーって
あたしの気持ち大きくなるよ
ふわふわ浮いた気持ち 幸せ
だけど ほったらかしたらヤだよ
手を放したら飛んでっちゃうから


手放さないで
そばに居たいよ
21:35 | 詞。 | comments(0) | -
目隠し鬼。
視線奪いの鬼ごっこ
チラリズムと伏せ目がちに
流し目 君にじらして逃避

眼が離せなくなる その前に

目線そらしのごっこ遊びに
囚われないよう 逃げていたのに
どうしてだろう
瞬きすら惜しい 今
君しか見えない つかまった?



鼓動高めの鬼ごっこ
リアリズムに肢体なぞって
輪郭 辿る視線が卑しい

目線が触れる この肌に

目線そらしのごっこ遊びに
囚われないよう 逃げていたのに
どうしてだろう
瞬きすら惜しい 今
君しか見えない つかまった。



鬼が人喰う 話はとんと
昔話に 告げられてたのに
愛してしまった 

君しか見れない 遅かった


鬼さん こちら。 
手のなるほうへ。






17:11 | 詞。 | comments(0) | -
羨望デッサン
 鉛筆と紙と消しゴム
それだけあれば
描ける世界
「ちっぽけ」
だなあ ってふと思う

君が描く世界をおしえて
きっと それは 僕の理想

空を飲み込む 泪雨
海に落ちた 三日月拾って
釣り針にしよう 夢が釣れるよ
君の世界は いつも素敵だ


世界と君と理想郷
それだけあれば
変われる気配
「いとしい」
なんて ふと想う

君が欠いた世界は要らない
きっと それは 僕の現実

夕立ささやく 灰色は天
海に沈んだ 宝船さえ
本の中に閉じ込めて リアルに壊す
僕の世界じゃ 呼吸も出来ない



君の描く世界を与えて
きっと それは 僕の羨望

空を飲み込む 泪雨
海に落ちた 三日月拾って
釣り針にしよう 夢が釣れるよ
君の世界は いつも素敵だ

17:07 | 詞。 | comments(0) | -
魚の唐揚。
 さっきまで あの海を
泳ぎ踊っていた 魚の頭
骨絶ち 刃で血肉を割いた

塩 染み付けた身に
粉うって
いざ 油の海を泳がす

空気と水と高温の海
身の引き締まる想いと
隣、合わせて海が香って
弱肉の美味さを知ろうか

「頂きます。」



さっきまで 大海で
身を守ってた 魚の鱗
あっさり 刃で鎧を削いだ

時が育て上げた身に
誠意持って
いざ 丁寧に施しをなす

蒼さも知らぬ最期の海
焦がされる想いに
熱を、知ったら仕上げの頃
強者礼儀を持って食しては言え

「馳走様。」



17:02 | 詞。 | comments(1) | -

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